身体がかたいけどヨガをはじめたい

 そう思っている方は多いのではないでしょうか?
でも結論から言うと「かたい人こそヨガをはじめてほしい」です。
さまざまな本やサイトで紹介されているヨガがみるからに無理っぽいポーズの写真を表紙やトップページに起用しているからでしょうか?
例えばダンサーやバレリーナのような人たちは日頃から訓練を積んでいて「見せる」ためのトレーニングをしています。人にみせることが第一条件なので身体には少なからず無理がかかっていると思います。
けれどもヨガは人に見せることが目的ではないので見た目は関係ありません。
ポーズがきれいにできないのは当たり前だと思ってください。そういうトレーニングを積んできていないのですから。
また身体が柔軟な人は「伸び」を体感するのがある意味難しい気がします。
ヨガでしっかりストレッチした後みなさん身体が伸びて心地よさを感じると思います。
例えば座って前屈をしたとします。
身体がかたい人はすこしの前屈で太ももの裏が張ってくるでしょう。
そこでとめていいのです。伸びた感じを味わいましょう。
反対に柔らかい人はかなり前屈を深めなければその張りは感じられない。
どこまでもいってしまう勢いです。
あまり深く入り過ぎるがゆえに関節を痛めてしまうようなことも多いそうです。
世間は何でも「よい」「悪い」で判断しがちですが身体が硬いからいけないということは決してないのです。
そこだけにとらわれて「できない」「私はだめだ」と判断するのはどうでしょうか?
もし少しでも興味を持っておられるならば、もっと気軽にヨガを楽しんでみませんか?
身体の柔軟性は関係ありません。