ヨガニードラ

先日夜のレッスンでヨガニードラを行いました。
ニードラは「眠る」という意味です。
このレッスンはシャバアサナの体勢で行う誘導瞑想です。
通常のアーサナを行ったあとレッスン後半20分くらいをこの体勢で行います。
そして深いリラクゼーションを促進していきます。
ただ寝ているのではなく、睡眠に入る前のウトウトした状態(α波が出ている状態)を
20分程度維持できるようにしていきます。インストラクターの言葉に耳をかたむけ意識は集中しています。
通常このウトウトした状態を5分以上保たずに眠りについてしまうと起きたときに疲れを感じることが多いのです。
このヨガニードラを20分程度行うことで4時間の睡眠に匹敵するとも言われています。

一回目にこのレッスンをうける方はあっと言う間に寝てしまわれる方が多いです。
そして起きていても、インストラクターの言葉が頭に入ってこなくてあれこれ別のことを考えている自分に気づきます。

どちらが正しいとかそういうことではありません。ただ自分の意識に気づきをもたらせたらそれでいいのです。
寝てしまった。起きてたけど集中できなかった。どちらもかまいません。
リラックスできることが重要です。力を抜くことは案外自分ではコントロールしずらいものです。

どんなことにもプラクティスが必要です。
アーサナも最初はできていなかったことができるようになるのは練習を積んだからです。
瞑想も今日明日にすぐにできるものではありません。

レッスン後に気持ちが前向きになれた。ということが一番です。
もちろん毎回そういう気持ちになれないこともあると思います。
いろんな波があり、いろんな心の状態がある。

そういう自分を受け入れていけたらいいですね。

08.12